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音域と声域について

音域というのは(声の場合は声域など)音の高さのことです。
音の高さと声質の高さは違います。高い声に聞こえても声質が高いために高い音に聞こえている場合が大半です。金属音やピンとはったギターなどの場合音は実際よりも高く聞こえます。

eピアノサイト

上記のピアノサイトの鍵盤では3オクターブの音を奏でることが出来ます。
ドレミファソラシ、ドレミファソラシド、ドレミファソラシド
この1つのドレミファソラシというのが1オクターブになります。

有名なポップ歌手の歌やアニメソングの歌では、女性曲であってもhihic~hihidぐらいの音の高さであることがほとんどです。

アルバムに収録されているやや技巧的な曲では、ミドルボイスを使用してhihiFぐらいの曲もありますが、カラオケで人気のある曲はhic~hidどまりの場合が多いです。

hiというのはハイと読み、hicなどをハイシーと読みます。
上記のサイトの鍵盤でいえば、hicはドレミファソラシド、ドレミファソラシドのドになります。
hic、hid、hif、higとgまでいけば、hihiaにあがります。
hihiaはラの音になります。だいたい女性の平均的な甲高い声がこのラの音以上になります。

一般的と思われる読み方をあげます。
hihi『ハイハイ』
hi『ハイ』
mid2『ミドル・ツー』、『ミッド・ツー』、『ミド・ツー』
mid1『ミドル・ワン』、『ミッド・ワン』、『ミド・ワン』
low『ロー』
lowlow『ローロー』

男性の場合は特にそうですが、地声で出せる音域はmid領域どまりが普通です。
それ以上となるとミドルボイスが必要不可欠です。

プロの歌では声の使い方は以下のようになります。
地声高い~ミドルボイス
フェイクなど~息漏れのある裏声

地声と書かれている部分は大半がミドルボイスです。
息が多くもれているような表現では裏声の息漏れが使用されています。
またヘッドボイスと同時に発声しているケースも多々あります。

男性向けの曲ですと、最低hicの高さ
女性向けの曲ですと、最低hidの高さのミドルボイスは必要になります。


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